戦争と子供。もしもロンドンがシリアだったら…
1919年にイギリスで設立された子供の権利の保護を目標とした国際NGOセーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)によって製作された映像です。2014年月シリア紛争勃発から3年にあわせ公開された93秒の衝撃的なビデオ映像”Most Shocking Second a Day”。2日で1,000万回再生を記録し、2年間で5千万回以上再生されました。主人公は、ロンドンに住む少女リリー。突然起きた紛争により、これまでの平和な日常が一秒ごとに悲劇に変わっていく様子が約90秒の動画で描かれています。
JUST BECAUSE IT ISN’T HAPPENING HERE
DOESN’T MEAN IT ISN’T HAPPENING
ここで起きていないことかもしれないけれど
どこかで起きていないわけではありません
大好きな家族に誕生日を祝ってもらい楽しそうなリリー
ブランコで遊んだり
花火をしたり
時には勉強をする当たり前の日常を送るリリー
しかし、そんな平和な彼女の日常に変化が訪れます
何か慌しい様子の大人たち
いつもと外の様子が違います
何が起きたか理解できないが慌てて避難させられるリリー
轟音に怯えるリリー
大人たちに家から連れ出されます
その時ついにミサイルが家に着弾します、そうロンドンの街は戦場と化していたのです
銃声が鳴り響く恐怖の中必死に逃げるリリー
だた生きるために必死に逃げます
そんな彼女は徐々に感情を失っていきます
以前はあんなに楽しかった誕生日。今はもう何も感じません
“ここで起きていないことかもしれないけれど
どこかで起きていないわけではありません”
子供たちはまだ自分で環境を変える力をもっていません。だからこそ子供たちに良い環境を与えてあげることは我々大人の使命なのだと思います。私たちもこれを機に少しでも自分にできることを考えてみませんか。
セーブ・ザ・チルドレン (Save the Children) は世界の子供たちのためにサイトで寄付を募っていますので是非覗いてみてください。