「ジェーンさん、今までありがとう」瀕死のところ保護されたチンパンジーが森へ帰る日
イギリスの霊長類学者であるジェーン・グドールさんが運営するJane Goodall Instituteのリハビリセンター(コンゴ共和国)には160頭以上のチンパンジーが保護されています。2013年6月20日ジェーンさんはその中の1頭で過去に瀕死状態のところを保護されたウンダを森へ帰そうとしていました。そのウンダが最後にお礼を言うかのようにジェーンさんに寄り添うシーンがとても感動的です。
「私にとってとても胸が高鳴る瞬間です。彼女(チンパンジーのウンダ)は瀕死状態でしたが、同僚のレベッカのおかげで彼女は死の淵から生還することができました。」
檻からでて周りをキョロキョロ見渡すウンダ
レベッカさんに撫でてもらいます
ジェーンさんを見つけ檻に上るウンダ
何かを感じたのか、ジェーンさんに優しくハグをします
(ジェーンさん、今までありがとう)
そしてウンダは森へ帰っていきました
※フルバージョンの動画をご覧になりたい方はこちらからどうぞ。
ウンダは施設から森へ帰る15番目のチンパンジーで、まだ施設には多くのチンパンジーたちがこの”森”という彼らにとっての楽園に帰れることを心待ちにしているそうです。ジェーンさんは彼らを皆自由できるようにJane Goodall Instituteのサイトより募金をしているようですので是非こちらも覗いてみてください。
ジェーンは非常に著名な学者さんでTEDにも登壇していますので興味のある方はこちらも(日本語字幕あり)あわせてご覧ください。
<見た人の反応>
ウンダがジェーンにハグした時「お世話してくれてありがとう!」といっているのが分かるね。なんて美しいんだ
チンパンジーが女性に抱擁した瞬間が素晴らしい。。うっとりして言葉がでない
グドール博士がチンパンジーとハグしているとき少女のようだ。それは純粋な愛で目からその喜びがわかる
人生をチンパンジーの世話をすることに捧げた尊敬すべき女性だ。彼女のような女性が増えることを願います。自然に愛を
素晴らしい働きをありがとう!
彼女は人生を動物と自然に捧げることに決めた、ただただ彼女を尊敬する。みんながもっと自然に優しくなるような考えをもつといいな。